性欲の信頼
この時人生で最高のセックスだなぁ
と思ったことは今でも覚えている
私はこのセックスを経験するまで
もっと気持ち良くなりたい
とか
もっと気持ち良いものがある
とか
もっと もっと
という感情がいつもあった
このセックスを経験してから
もっと
というこのセックスを探求する気持ちは最高のセックスとかけ離れるものだとも思った
このセックスをきっかけに
セックスの本質に気付いていったのだけれど
まだはっきりとは分かってはいなかった
だからまだまだ私は彷徨う
人生最高のセックスだった
と感じたものの
探求心は変わらずあった
ただセックスの探求というよりか
自分の感じるものや湧き出る感情を
私は探求していくことになる
セックスの本質は
誰も教えてはくれなかったし
世に出回っているアダルトや性の世界や
男女関係について違和感を感じてきたのも事実
結局男と女の在り方は
とてもシンプルなものなんじゃないかなって
性欲という自分の感情を信頼したことで
そのシンプルさに気付いたの
性欲をないがしろにしてきた私は
自分の性欲を信頼する
そこの意識が変わったことで
生き方考え方が変わった
そしてセックスの在り方が変わっていった