ainariaのブログ

女性は頭のてっぺんから爪先までが性感帯

自分に嘘はつかない

龍との逢瀬は変わらず続く中

私は他の男性との出会いを求めた

 

龍には私と出会う前から

付き合いのあった他の女の存在があった

 

だから

私も他に相手が居た方がいいだろう

と思ったとの

龍にハマり過ぎないために

他の相手も居た方がいいという考えから

他の男性探しをしていた

 

龍は当初から

私に嘘はつくな、と言っていた

 

だから初めは他の男性とのことも

話して聞かせていたけれど

龍との関係が以前より感覚的に

深まってきた感じがしたから

他の男性とのことを隠すために

嘘をつくようになった

 

龍のことは手放したくなかったから

 

 

ある時、龍とLINEをしている時に

龍は何かを感じとった

 

龍「なりは嘘をついてる。

他に男が居るな。」

 

 

私は他の男と会いながらも

龍とLINEをしていた

いつもと違う私のLINEを

敏感に感じとったのだ

(もちろん私はバレないようにLINEしたつもりだった)

 

龍は本当のことを言えと

今ならその嘘ついたことも許すから

本当のことを言えと言ってきた

 

それでも私は頑なに嘘をついた

他に男は居ないと

 

 

このやり取りはしばらく続き

私は嘘に嘘を重ねてる状況になった

 

龍は私の嘘を全く信じない

 

私は自分で上手に嘘をつけれてると思っていたし、これまで私が付き合ってきた男性だったら

大抵信じるだろうと思うのだけれど

龍はまったく信じない

 

私はこのまま嘘を突き通しても

龍を失うだけだと思い

嘘をついていたことを白状した

 

龍は怒らせたら怖いタイプ

 

龍「なめんなよ」

 

私はこれまで生きてきて「なめんなよ」なんて言われたことがない

 

龍はこわい

怒らせたらこわいっていうのもあるけれど

龍の言うことは芯が通ってる

 

曲がったことを許さないから

嘘をついている私にとっては余計に怖い

 

私「ごめんなさい」

 

嘘をついたことを謝った

 

 

龍「嘘はつくなと言ってただろ。

別に他の男とやりたかったら

行けばいい。なりがしたいようにすればいい。

ただ嘘はつくなと言っていたはずだ。

今回は許すけど、またこうやって同じように

嘘をつくようなことがあったらなりとの付き合いを考える。」

 

龍は嘘をついたら私とさよならすると言っていた

 

他の男と会うのは良いけれど、それを隠すな

正直に話せばいいと龍は言うけれど

私は他の男の存在は龍には隠したかった

 

 

私は嘘をついたことは悪いと思ったけれど

龍の言っていること半分はよく分からなかった

 

龍は私と出会う前から付き合いのある女ふたりが居るのだけれど

私とセックスをし出すようになってからも

会っていた

 

龍は私に嘘をつくな、と言うかわりに

龍は私に嘘はつかなかったから他の女の存在も知っていた

 

初めは他の女の存在は気にならなかったから問題なかったのだけれど

龍との関係が深くなってくると

龍の周りの女たちのことも気になるように

なってきたことを話した

 

そして私は嫉妬する女になりたくない

とも言った

 

 

龍「なりの気持ちは分かってるよ。

嫉妬は誰でもするよ。

なりがちゃんとすれば

きっとなりの思う通りになるよ」

 

 

この時はまったく意味が分からなかった

 

嫉妬はだれでもするの?

いい女は嫉妬はしないんじゃないの?

私がちゃんとするってどういうこと?

私の思う通りになるってどういうこと?

 

 

龍の言うことは意味が分からなかった

 

だから龍には

「ごめんなさい」

と謝った(フリ)けれど反省はしなかった

 

 

私はこの一件を境に

自分の感じたことを信じるってことをとても大事にするようになった

 

湧き出る感情に正直になろうと決めた

きっかけとなった

 

 

私はそれからも龍に嘘をつき

他の男性とも会っていた

 

ちなみにこの一件で学習した私は嘘が余計に上手くなり、それからは龍にばれたことはない