原点にもどる
彼とのセックスは今までの誰とも違う
みんな違うんだけど
全く種類が違うものみたい
少しずつ解きほぐしていく感じが今だにする
しっかりと時間をかけて
ゆっくりと確実に階段を登っていくように
逝くとそのうちほぼずっと逝き続けていることになり
気がついたら
いつの間にかすごく高いところにいる
小さな波が積み重なって
大きなすごいうねりになる
それに身を任せることの
とてつもない快楽
きっととんでもない醜態になっている
でもそれを安心して彼に見せることが出来る
没頭できる
それがすごく気持ちいい
彼の反応もすき
彼の気持ち良さそうな姿だけでも逝けそう
セックス後はぶり返してくる波に驚く
終わった後も楽しい自分の身体
彼と出逢う前のセックスじゃもう満足出来ない身体に変えられた
私の気持ちも落ち着いた
彼を知って贅沢になった
彼ぐらいの気持ち良さって
そんな簡単に得られるものじゃないことを知ってるから
知ったことは幸せなのか
不幸なのか
ただ他の男に振り回されることはない
彼といつかお別れするかもしれないことが新たな恐怖として生まれてしまったけど
続く限り男と女を楽しみたい
これからも未知であるふたりの世界を