男と女のゲーム

「なりの感じることがすべてだよ」

この龍の言葉に妙に納得した私は

答えは自分の中にあるんだ、という

後押しになった

私は自分の気持ちや欲情や性欲といった

自分の内側から湧き出るものを否定することなく、受けとめることができた

そしてそれをセックス中に表現して龍に伝えることが大事なことなんだと、改めてと気付いていった

好きだと想う気持ちや、龍に欲情する自分

エロい気持ち、龍の身体が欲しい気持ち

変態な私

そして甘えたい気持ち

私は言葉と身体で

その時に感じることを、その時に伝えるようにした

好きと思ったら好きと言葉に出したり

龍の身体が欲しいと欲情したら

私から求めたり、動いたり

その時して欲しいことを我慢することなく伝えたりした

セックスの最中は自分の快感に集中して没頭する

それが気持ちの良いセックスをするために必要なことなんだと実感した

すると私とセックスしてくれることに

おのずと感謝の気持ちも湧く

私「私とセックスしてくれてありがとう」

龍「かわいいこと言うなぁ。

　なりのこと大事にするぞ。」

私はもうセックスがない人生にはもどれない

数ヶ月前は逝けない、と悩んでいたのが嘘のような身体になった

龍と会った瞬間から身体が逝く体制に入る

だから龍に触れられてすぐ逝く

会う前のウキウキした気持ちが前戯になる

そして何度も逝く

私の全身が性感帯になる

私は自分の身体に感心する

膣の中の感度もますます良くなった

ふわふわでトロトロ

龍のセックスするようになり自分の膣のことをちゃんとケアするようになった

性欲と向き合うということは

必然的に自分の身体を知る、ということに

繋がった

自分の膣をちゃんと把握して

キレイな膣で居たいから

それプラス

私は出産してから少し尿漏れもあったので

膣トレに興味が湧き、膣トレするようになった

自分の身体なのに

膣に対して無知だったなぁって思う

私は疼いている時や高まっている時に

自分で膣の中に指を入れて　

あぁ　トロトロでふわふわで

おちんちんが気持ち良さそうだなぁ

と思うこともある

膣の中の壁がふわふわで潤いを感じられると

感動した

それまで自分の膣に無関心だったからこその感動だと思う

私は龍に対する態度も変わっていった

私の性欲を受けとめてくれて

私の感じるものを受けとめてくれて

私の身体の反応や欲情も受け止めてくれて

私は龍の前で身体と共に心も解放される

私は龍が与えてくれる快感や優しさを

かわいく受けとる

龍は与える

私は受けとる（かわいく受けとる♡）

この頃も龍は他の女性とも関係はあった

けれど私に気持ちが向いてるなぁというのを感じていたし、龍は私と真剣に向き合ってるなというのを感じていたから

私は龍をもっと手に入れたい、他の女性に対して嫉妬の気持ちが沸く時もあっても

私は他の女性のことは何も言わずに

龍の好きなようにすればいいよ、の姿勢でいた

この頃の嫉妬とか、他の女性に対する

もやもやする気持ちを振り返って龍に話すことがあるが

龍は私の気持ちはお見通しだったのだと思う

それよりもなにより

私は龍とのセックスが最高で

心も身体も満たされた

自分にとって龍とのセックスが何よりも大事だから気持ちがゆるぎそうになった時には

そのことを思い出して

自分の感じること、湧き出ることに集中して

龍との時間を楽しんでいた

水面下で私が龍を手に入れる

男と女の心理ゲームは

順調にすすんでいった